日本復帰の筒香嘉智はどこの球団へ行くのか?各球団徹底分析で見えてきた候補球団

2024年3月21日にオプトアウトを行使し、ジャイアンツを退団となった筒香嘉智選手ですが、日本球界への復帰がうわさされています。

そこで今回、日本球界する場合どの球団が候補となるのか様々な視点から深堀したいと思います。

https://www.sankei.com/article/20240405-D5BCXZ2NX5J35E7TDS23QNANNQ/ より
この記事でわかること
  • 筒香選手を獲得調査している球団
  • 大砲やレフトが手薄で補強ポイントの球団
  • 筒香選手とゆかりのある球団
  • 移籍大本命の1球団と対抗の3球団
目次

長打力:2023年の本塁打数

筒香選手は2009年のドラフトで横浜から指名を受け10年間NPBに在籍し、3426打数、977安打、205本塁打、打率.272となっており、左の長距離砲です。

そこで各球団の昨季の本塁打数と、上位3名そして2桁本塁打の人数などを比較していこうと思います。

2023年 本塁打数チームTOP3と2桁本塁打の人数

球団チーム本塁打1位(本)2位(本)3位(本)2桁以上*右:左**
阪神84本佐藤(24)大山(19)森下(10)3名2:1
広島96本デビットソン(19)堂林(12)坂倉(11)3名2:1
横浜105本牧(29)宮﨑(20)ソト(14)3名2:1
巨人164本岡本(41)坂本(22)丸(18)5名2:3
ヤクルト123本村上(31)オスナ(23)サンタナ(18)4名3:1
中日71本細川(24)石川(13)ビシエド(6)2名2:1
オリックス109本森(18)頓宮(16)杉本(16)5名3:1(両1)
ロッテ100本ポランコ(26)山口(14)中村(11)3名2:1
ソフトバンク104本近藤(26)柳田(22)栗原(13)3名1:3
楽天104本浅村(26)フランコ(12)小郷(10)3名2:1
西武90本中村(17)マキノン(15)外崎(12)2名2:0
日本ハム100本万波(25)マルティネス(15)野村(13)4名3:1
*:退団選手除く、**:2桁以上の右打者:左打者の比率、赤字:退団or移籍

本塁打2桁以上が期待される新加入選手または復帰選手

球団選手名選手名
阪神該当なし
広島シャイナーレイノルズ
横浜渡会オースティン
巨人該当なし
ヤクルト該当なし
中日中田
オリックス西川
ロッテソト
ソフトバンク山川ウォーカー
楽天該当なし
西武アギラーコルデロ
日本ハム該当なし

各球団の長打力まとめ

球団ランク評価
阪神C昨季と大きな入れ替えなし。チーム本塁打は84本と少なめ。
広島D昨季19本でチーム内1位デビットソンが退団。西川移籍。
新助っ人2名もケガで離脱中。
横浜B昨季チーム内3位のソトが退団オースティンが怪我から復帰
またドラ1ルーキー渡会も2桁が期待できるためトータルでプラス。
巨人A中田の移籍や新助っ人の開幕前退団はあったものの
長打力は群を抜いている
ヤクルトBクリーンナップのオスナ、村上、オスナ強力
昨季からのプラス要素はなし。
中日D昨季本塁打最小の71本中田が加入し長打力アップに期待
オリックスB西川が新規加入。
ロッテBソトが新規加入。
ソフトバンクA山川、ウォーカーが新規加入。
楽天B昨季と大きな入れ替えなし。
西武C新加入、コルデロとアギラーに期待。
日本ハムB昨季と大きな入れ替えなし。

特に長打よく不足が懸念される4球団

阪神タイガース
  • 昨季の日本一も本塁打は84と12球団で11位
  • 本塁打は12球団中11位も得点は555得点で1位。本塁打は少ないが点は取れています。
  • 本塁打の少なさはホーム球場の甲子園も影響されていると考えられます。
広島東洋カープ
  • 昨季19本でチーム内トップのデビットソン選手が退団。
  • デビットソン選手分の本塁打を加味すると阪神よりチーム本塁打は少なくなり11位となります。
  • 長打力が期待されて加入した、レイノルズ選手とシャイナー選手はともに怪我で開幕早々に離脱しています。
中日ドラゴンズ
  • 昨季本塁打、得点ともに12球団最下位
  • 巨人から中田選手加入もフル出場は難しいと考えられます。
埼玉西武ライオンズ
  • 昨季本塁打、得点ともにパリーグ最少
  • 新加入選手のアギラー選手とコルデロ選手に期待も未知数な点もおおいです。

ポジション

筒香選手は左翼手がメインポジションとなりますが一塁、三塁の経験もあるため、この3ポジションにDHと他の外野2ポジションを足した合計6ポジションの主な選手を各球団見ていこうと思います。

固定されていない球団、ポジションも多いので出場機会が多い選手で紹介していきます。

球団別各ポジションの主な選手

球団一塁三塁左翼中堅右翼DH
阪神大山佐藤ノイジー近本森下
広島シャイナー
堂林
レイノルズ
田中
秋山野間田村
横浜オースティン宮﨑佐野関根
桑原
渡会
巨人岡本坂本秋広萩尾
ヤクルトオスナ村上サンタナ塩見青木
西川
中日中田高橋大島三好細川
オリックス頓宮
セデーニョ
西川中川杉本
頓宮
セデーニョ
ロッテソト
上田
中村ポランコ山口ポランコ
ソト
ソフトバンク山川栗原近藤周東柳田ウォーカー
楽天茂木浅村阿部
島内
辰己小郷島内
フランコ
西武アギラー佐藤コルデロ西川金子中村
栗山
日本ハム加藤
マルティネス
野村スティーブンソン松本万波マルティネス
レイエス
赤字:球団の主力選手or替えの利かない選手、オレンジ字:ここまでほぼ固定で出場or固定されそうな新加入選手

3ポジションが定まっていない球団

広島東洋カープ (3/3でポジションが空いている状態)
  • 今季レフトには秋山選手の出場機会が多いですが元々センターですので、センター秋山選手、ライト野間選手とレフトを開けることは可能です。
  • ファースト、サードに関しては当初、新助っ人のシャイナー選手とレイノルズ選手でしたが、2選手とも離脱中です。

選手枠

 阪神広島横浜巨人ヤクルト中日
人数65 名68 名65 名64 名67 名67 名
残り枠5 名2 名5 名6 名3 名3 名
 オリックスロッテソフトバンク楽天西武日本ハム
人数66 名67 名65 名65 名64 名66 名
残り枠4 名3 名5 名5 名6 名4 名

NPBの支配下登録可能選手は70名であり現段階で広島が68名と最多となっており残り2枠しかありません。次いでヤクルト、中日、ロッテが3枠となっています。

週刊誌や報道で獲得調査のうわさがある球団

球団評価
阪神日刊ゲンダイ
広島アサ芸プラス / AREA dot.
横浜日本復帰ならオファーを明言
巨人アサ芸プラス / AREA dot.
ヤクルトなし
中日なし
オリックスなし
ロッテなし
ソフトバンクAREA dot.
楽天産経
西武産経
日本ハムなし

筒香選手との関係性

球団関係性評価
阪神和歌山県出身
広島ともに代表経験もある菊池選手と仲良し説がある
横浜古巣であり球団も復帰時にはオファーを明言
巨人オールスターのHR競争で阿部監督が筒香の打撃投手をした過去あり
阿部監督に対して同じ左打者として憧れや尊敬があった
ヤクルト
中日
オリックス和歌山県出身
ロッテ
ソフトバンクプレミア12 2015年で小久保監督が日本の四番に指名
楽天
西武
日本ハム

各球団の補強ポイントや報道まとめ

球団長打力ポジション報道関連球団発表関係性残選手枠
阪神△ ~ ×5
広島2
横浜×5
巨人×6
ヤクルト××3
中日3
オリックス4
ロッテ3
ソフトバンク×5
楽天5
西武6
日本ハム4

移籍予想

大本命は横浜DeNAベイスターズも嬉しい誤算

やはり大本命は古巣横浜DeNAベイスターズになると思います。

球団も、日本復帰が決まれば正式にオファーすると公言していますし、筒香選手がつけていた背番号25も空けています。

しかし、懸念点が筒香選手のメインポジションのレフトは佐野選手、サブポジションのファーストはオースティン選手、サードは宮﨑選手と主力級の選手とポジションが被っています

この3選手をベンチに置くわけにもいきませんが、他ポジションを守るのも難しいでしょう。

補強ポイントに合致する広島東洋カープ

長打力不足、ポジション的にも一番合致するのが広島東洋カープでしょう。

積極的には参戦する球団ではありませんが秋山選手の時や入団にはなりませんでしたがFAした内川選手など必要と思えば動く球団です

懸念点は、筒香選手とのつながりが弱い点でしょう

。秋山選手の時もキューピットとなった菊池選手のグランド外での活躍に期待です。

https://www.daily.co.jp/baseball/2017/03/07/0009975008.shtml より

阿部新監督率いる読売ジャイアンツ

今年から阿部監督が率いるようになり、筒香選手の巨人入りの可能性もかなり上がりました。

元々筒香選手が同じ左の長距離砲である阿部監督を尊敬していたりするので監督自らのオファーもあるかもしれません。

また、巨人は球団創設90年の節目の年で大幅な補強してでも優勝したいはずです。

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/07/17/kiji/K20150717010754580.html より

右の大砲に続いて左の大砲を獲得なるか福岡ソフトバンクホークス

代表監督時代に筒香選手を4番に指名するほど評価していた小久保監督が率いるソフトバンクですが、獲得調査に出る可能性は大いになります。

レフトには、近藤選手もいますが近藤選手と柳田選手でセンターやライトを守ったりパリーグなのでDHという方法もあります。

今オフに山川選手も獲得しているソフトバンクが筒香選手も獲得となると破壊力抜群の打線になります。

その他に獲得に乗り出しそうな球団

本命は上記の4球団となりますが他にも

  • 阪神
  • 中日
  • 西武
  • 楽天

この4球団も候補に挙がると思います。

しかし、上記4球団に比べると筒香選手とのゆかりや補強ポイントとしての合致が少し弱いと思います。

まとめ

・大本命は横浜も現状ポジションが空いておらず補強ポイントではない。
・横浜は筒香選手が日本復帰時にオファーすると明言している。
・対抗として補強ポイントが合致している広島、監督とゆかりがある巨人、ソフトバンクがあげられる。

いかがでしたか?

今回は日本球界復帰がうわさされる筒香選手の移籍先を分析してみました。

いずれの球団に行くにしても、また日本で筒香選手が見れると良いですね。

今後の動向に注目です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次