2024年6月17日時点で、規定未到達ながら打率.398と4割目前の選手がいるのはご存じでしょうか?
その選手は、日系人であり2023年のWBC日本代表候補でもありました。
名前をスティーブン・クワンと言い現在、ガーディアンズに所属しています。
この記事では、スティーブン・クワンについて紹介していこうと思います。
・スティーブン・クワンのプロフィール
・選手としての特徴
・今後首位打者の可能性
・WBCで日本代表として出場する可能性
プロフィール
名前:スティーブン・クワン(Steven Kwan)
生年月日:1997年9月5日
出身地:アメリカ合衆国カリフォルニア州ロスガトス
ポジション:外野手
投打:左投左打
所属:クリーブランド・ガーディアンズ
身長:175.3cm
体重:77.1kg
経歴
・2018年 クリーブランド・インディアンズからMLBドラフト5巡目(全体163位)で指名されプロ入り
・2022年 MLBデビュー
選手像
ベイビー・イチロー
走攻守揃った外野手で、巧みなバットコントロールからヒットを量産し、高い出塁率と空振りの少なさが魅力の選手です。
そのプレースタイルから『ベイビー・イチロー』の異名を持っています。
憧れの選手はイチロー
イチローのような選手になりたいと語っており、打席に立つ前のルーティンとしてしゃがむ動作などを真似しています。
日系人
父親が中国系アメリカ人であり、母親は日系アメリカ人です。
母方の祖父母は山形県出身で、第二次世界大戦後にアメリカのカリフォルニア州に移住して娘(スティーブン・クワン選手の母)を出産しました。
首位打者の可能性
2024年6月17日時点で、打率.398であり、ここまで196打席に立ち、規定打席まで残り18打席です。
規定打席は、チームの試合数×3.1なのでフル出場を続ければいずれ乗るでしょう。
現在、ガーディアンズが所属するア・リーグの首位打者ランキングは、
1位 ウィット選手(ロイヤルズ).327
2位 ソト 選手(ヤンキース).315
3位 コレア 選手(ツインズ) .308
となっており、上位3人が3割越えとなっている。
仮に、スティーブン・クワン選手足りていない18打席全て凡退で計算しても打率.360で隠れ首位打者です。
スティーブン・クワン選手が首位打者ランキングにのる日も近いでしょう
WBC日本代表の可能性
MLBで首位打者候補の選手が次回WBC2026で日本代表として出場できるか気になりますよね。
WBCの出場資格
1.当該国の国籍を持っている
2.当該国の永住資格を持っている
3.当該国で出生している
4.親のどちらかが当該国の国籍を持っている
5.親のどちらかが当該国で出生している
6.当該国の国籍またはパスポートの取得資格がある
7.過去のWBCで当該国の最終ロースターに登録されたことがある
この条件のいずれかに当てはまれば出場できます。
余談ですが、この条件に当てはまれば前回日本代表で出場し、次回はアメリカ代表で出場すると言ったこともできます。
WBC日本代表の可能性は?
前回大会のWBC2023の時も、実はスティーブン・クワン選手は日本代表として出場意欲がありました。
しかし、前述の出場資格を満たさないと判断され出場することはできませんでした。
よって、現状次回WBC2026も日本代表としての出場は厳しいと思われます。
しかし、ルール変更なども考えられるので可能性が0と言うわけではありません。
まとめ
・スティーブン・クワン選手は現在規定未到達ながら打率.398とア・リーグ隠れ首位打者である
・『ベイビー・イチロー』と言われるように、バットコントロールに長けコンタクトがうまいバッターである
・WBC2023の時に、日本代表として出場意欲があったが、出場資格を満たさないと判断された
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