2024年4月20日現在、ウエスタンリーグ・イースタンリーグ両リーグ合わせて規定唯一の打率4割越えの選手がいるのをご存じでしょうか?
それが、広島東洋カープの2023年ドラフト育成2位の佐藤啓介選手です。
今回は、現在最も支配下に近いとも言われる佐藤啓介選手について紹介していきます。
- 2軍成績
- 選手としての特徴
- 支配下登録への課題
プロフィール
名前 :佐藤啓介(さとう けいすけ)
生年月日 :2001年5月24日
出身地 :愛知県
身長・体重:182cm・95kg
投打 :右投右打
ドラフト :2023年育成2位
背番号 :124
経歴 :中京大中京高→静岡大→広島
二軍成績
これまで19試合に出場し、57打数23安打1本塁打、打率.404、OPS1.044とハイアベレージを記録しています。
打率、OPSは両リーグ合わせて規定で1位となっています。
選手としての特徴
フルスイング
打率4割打者としては意外かもしれませんが、彼の魅力は豪快なフルスイングです。
ヘルメットが脱げるほどのフルスイングは見ていて気持ちいいです。
しっかり振る分打球速度も速いです。
ハイアベレージを残すミート力
現在2軍で4割越えとハイアベレージを記録していますが、大学4年の春のリーグ戦も打率4割越えであり、フルスイングですが、しっかりミート力もあります。
選球眼がいい
四球率16.18%と四球を多く選んでいます。
また特筆すべきはBB/Kです。これは、三振1つ当たりに四球を何個選べるかと言う指標で、選球眼の指標の1つとして用いられますが1を超えると優秀とされます。
佐藤選手はBB/K1.22とかなり高いです。
長打率、出塁率がともに高い
長打率、出塁率がともに5割を超えています。
長打も打て、前述したとおり四球も選べているので出塁率も高くなっています。
守備はこれから
元々ショートやサードの守備経験もありますが、現在はセカンドでの出場のみとなっています。
19試合に出場し4失策と守備面には課題があります。
特に、広島のセカンドと言えば菊池選手と球界を代表する名手がおり、その控えとしても上本選手や矢野選手、小園選手など守備がうまい選手が揃っています。
このレベルまでいくのはなかなか難しいかもしれませんが、失策を減らしていきたいところです。
まとめ
・2軍で打率.404OPS1.044とハイアベレージを記録している
・フルスイングが魅力で打球速度も速く長打も打てる (長打率.544)
・選球眼もよく四球も選べる
・失策が多く守備面はこれから
今回は、支配下登録が期待される佐藤選手について紹介しました。
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