渡会選手がOP首位打者獲得!歴代オープン戦首位打者とそのシーズン記録は?首位打者獲得は1人だけ!

2024年のプロ野球オープン戦の全日程が3月24日に終了し、横浜DeNAベイスターズのドラ1ルーキー度会隆輝選手が首位打者を獲得しました。


そこで今回、過去18年(2006~2023年)のオープン戦首位打者とそのシーズン記録を比較してみました。

この記事でわかること
  • 過去18年分のオープン戦首位打者とそのシーズン記録
目次

歴代オープン戦首位打者とシーズン記録

歴代オープン戦首位打者とシーズン記録を下記の表にまとめてみました。

選手名球団OP戦打率シーズン打率試合数本塁打OPS
2006中島 裕之西武.390.30610516.849
2006二岡 智宏巨人.390.28914625.801
2007青木 宣親ヤクルト.451.34614320.942
2008稲葉 篤紀日本ハム.400.30112720.893
2009栗山 巧西武.400.26714012.734
2010G.G.佐藤西武.433.204653.597
2011浅村 栄斗西武.441.2681379.709
2012松山 竜平広島.403.204480.487
2013畠山 和洋ヤクルト.393.2199912.648
2014井上 晴哉ロッテ.435.211362.585
2015秋山 翔吾西武.459.35914314.941
2016鈴木 大地ロッテ.400.2851436.744
2016坂田 遼西武.400.245453.650
2017アウディ・シリアコ横浜.375.074120.218
2018内田 靖人楽天.386.1985812.694
2019楠本 泰史横浜.388.208391.602
2020大山 悠輔阪神.378.28811628.918
2021島内 宏明楽天.400.25714121.863
2022高部 瑛斗ロッテ.393.2741373.640
2023栗原 隆矢福岡.415.2399613.690
2024度会 隆輝横浜.434

OP戦首位打者はオープン戦打率約4割前後

上記の表を見るとオープン戦首位打者は約4割前後打っていることがわかります。

2024年も含め19年でみると一番低いのが2017年の当時横浜DeNAベイスターズに所属していたアウディ・シリアコ選手.375です。逆に一番高いのは、2015年の当時西武に所属していた秋山翔吾選手(現:広島)で.459となっています。

シーズン首位打者獲得は1人だけ

同率首位打者の年もあるので過去18年でオープン戦手打者は20名います。


しかし、この中からその年にシーズン首位打者に輝いたのは2007年の青木宣親選手(ヤクルト)のみです。その年、オープン戦打率.451シーズン打率.346で見事ともに首位打者を獲得しています。


過去18年の中で一番シーズン打率が高かった2015年秋山翔吾選手(シーズン打率.359)ですが、この年は柳田悠岐選手(ソフトバンク)が打率.363で首位打者を獲得しております。近年稀にみるハイレベルなタイトル争いの年で惜しくも秋山翔吾選手は首位打者のタイトルを逃しました。

ルーキーイヤーでOP戦首位打者獲得は2人目の快挙

2024年に度会隆輝選手が新人でオープン戦首位打者を獲得しましたが、これは2人目の快挙であり、最初に成し遂げたのは千葉ロッテマリーンズの井上晴哉選手です。

ルーキーのOP戦首位打者はシーズンの活躍は難しい?

日本生命からドラフト5位で入団し当時ルーキーイヤーだった井上晴哉選手はオープン戦打率こそ.435だったものの同シーズンは打率.211出場試合36試合と苦しみました。


やはり、オープン戦とシーズンでは主力戦の仕上がりの違いだったり、期間が全く違うためその対応力や調子の維持などルーキーには難しい点が多いと思われます。


しかし、前例が1例だけなので今年の度会隆輝選手に期待しましょう!!

度会隆輝選手のOP戦打率は過去19年で4位

度会隆輝選手の2024年のオープン戦打率は.434であり2024年を含めた過去19年でも4位と高水準です。


ちなみに、1位が2015年秋山選手(.459)、2位が2007年青木選手(.451)、3位が2014年井上選手(.435)となっています。

まとめ

今回はオープン戦とその年のシーズン記録の関係について見ていきました。
新人でオープン戦首位打者の活躍だけでもすごいですが渡会選手のシーズンの活躍も気になりますね。

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