復帰が待望される広島の末包昇大の現在は?選手の特徴から現在の状況まで

2024年4月5日から7日にマツダスタジアムで行われた中日との3連戦で屈辱のホーム3試合連続完封負けを喫した広島東洋カープですが、打線へのテコ入れが急務です。

そこで、1軍の昇格が待望される末包選手について今回は紹介しようと思います。

この記事でわかること
  • 選手としての特徴
  • 現在(2024.4.9)の状況
  • 経歴やエピソード
目次

プロフィール

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/12/13/kiji/20211213s00001173038000c.html より

名前   :末包昇大 (すえかね しょうた)
生年月日 :1996年5月27日
出身地  :香川県高松市
投打   :右投右打
ポジション:外野
身長・体重:188cm・112kg
通算   :3年目(2021年 6位)

選手としての特徴

末包選手の選手としての特徴としては長打力です。

プロ2年目の昨季は本塁打11本とプチブレイク

プロ2年目となった2023シーズンは本塁打11本とブレイクの兆しをみせました。

これは、退団したデビットソン選手(19本)、坂倉選手(12本)、堂林選手(12本)に次いでチーム内4位の数です。

また、規定には未到達ながらも100打席以上たって、チーム唯一のOPS.800越えとなっています。

打数に対する本塁打率はホームラン王岡本に次いでリーグ2位

打数に対する本塁打の割合は7.91%、安打に対する割合は28.9%とともに昨季本塁打王の岡本選手に次いで2位となっています。

HR
ランク
選手名球団HR数安打打数HR/打数HR/安打
末包昇大広島11381397.91%28.9%
1位岡本和真巨人411405038.15%29.3%
2位村上宗隆ヤクルト311274966.25%24.4%
3位牧秀悟横浜291645595.19%17.7%
4位佐藤輝明阪神241284864.94%18.8%
4位細川成也中日241315184.63%18.3%

打率や三振数

末包選手は規定未到達ですが打率や三振率もホームランランキング上位5人と比較します。

HR
ランク
選手名球団打数安打三振打率三振率
末包昇大広島1393840.273.288
1位岡本和真巨人503140111.278.221
2位村上宗隆ヤクルト496127168.256.339
3位牧秀悟横浜55916485.293.152
4位佐藤輝明阪神486128139.263.286
4位細川成也中日518131161.253.311

規定未到達ながら打率.273、三振率.288となります。

ホームランランキング上位5人の成績を合計して出した打率が.269、三振率が.259となり

打率は平均的、三振はわずかに多いという傾向になります。

40本塁打の可能性

仮に昨季の打数に対する本塁打の割合7.91%で1シーズン通して試合に出たと仮定し、500打数あったとすると39.57本塁打となり年間40本が見えてきます。

もちろん、調子の波やそれだけ打席に立てば対策も各球団してくるのでそんなにうまくはいかないと思いますが、長打力不足に悩まされる広島にとっては期待できる存在です

経歴

高校時代(2011-2013年)
高松商業
  • 1年秋からレギュラー入り
  • 高校通算:11本塁打
大学時代(2014-2018年)
東洋大学
  • 大学ではレギュラーを取れなかった
社会人時代(2019-2021年)
大阪ガス
  • 2年目から4番打者となり都市対抗にも出場
  • 3年目の日本選手権で優勝、同年のベストナインに選出
NPB時代(2022年-)
広島東洋カープ
  • 2021年 ドラフト6位で広島に指名される

開幕2軍の理由と2軍成績

今の広島にとって必要なピースの末包選手ですが2024年開幕は2軍スタートでした。

開幕2軍の理由

チームキャンプ前の2024年1月29日の練習中に負傷し、2月1日に受診し”左膝内側半月板損傷“と診断されました。

その後は、一軍に帯同せず休養とリハビリに専念し、3月末に2軍戦に復帰しました。

2軍成績と現状

4月7日の試合まで14打席に立ち、打率.308、1打点、本塁打0、三振0、OPS.665となっています。

本塁打0本ですが、打率3割をキープしています。

4月6日の阪神戦でレフトの守備についたものの、まだ守備に入ることが少なく1軍復帰にはもう少し時間がかかるかもしれません

エピソード

生まれた時から大きかった

身長188cm体重112kgと恵まれた体格の末包選手ですが、生まれたときに4600gあったそうです。

生まれつき大きくそこからさらに大きく差だったんですね。

ちなみに、靴のサイズも30cmとかなり大きいです。

広島カープの 末包昇大 選手―。生まれたときの体重がおよそ4600グラムもあったという、大きな体から繰り出されるパワーには何度も心をつかまれました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dda492e72448c546659919f6cd153b516a3e26a9?page=1 より

実は脚力もある

恵まれた体格から放たれる長打が魅力の末包選手ですが、実はその体格からは想像しにくいですが50m6秒2の脚力をもっています。

もちろん、プロの世界で俊足というほどではありませんが、少しでも早ければ併殺も減るので一つの武器と言えるでしょう。

大学時代の同期は末包選手入れて6人がプロ入り

東洋大学野球部でプレーしていた末包選手ですが大学時代の同期には多くの現役NPB選手がいます。

甲斐 野央  選手 (2018年 ドラフト1位:福岡 現:西武)
梅津 晃大  選手 (2018年 ドラフト1位:中日)
上茶谷 大河 選手 (2018年 ドラフト1位:横浜)
藤井 聖   選手 (2020年 ドラフト3位:楽天)
中川 圭太  選手 (2018年 ドラフト7位:オリックス)

1軍で活躍している選手も多くまさに黄金世代ですね。

https://www.toyo.ac.jp/link-toyo/sport/baseballclub2019 より

全国約550人の珍しい苗字

そもそも”末包(すえかね)“という苗字を所見で読める人は少ないと思います。

全国で約550人の珍しい苗字だそうです。

まとめ

・年間40本塁打の可能性も秘める選手
・現在2軍でも打席に立っており1軍復帰間近
・大学の同期はスター揃い

どうでしたか。

今回は、1軍復帰が待望される末包選手について紹介しました。

早く彼の1軍でのアーチがみたいですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次