ディズニーランドであふれるゴミ箱がSNSで話題に!その真相は?

2024年3月中旬にSNSでアップされたディズニーランドの1枚の写真が話題となり拡散されています。
その写真とは、入りきらなくなりゴミで溢れかえったゴミ箱の写真です。夢の国ともいわれるディズニーランドでこの光景をみたネットユーザーからは様々な意見が出ています。
今回はこのニュースについて紹介しその真相をみていきたいと思います。

この記事でわかること
  • ゴミで溢れかえったゴミ箱の写真
  • ネットユーザーの反応
  • ディズニーのゴミへのこだわり
  • 今回の騒動の真相
目次

ゴミで溢れかえったゴミ箱

実際にX(旧:Twitter)にアップされた写真がこちらです。

どうですか?
実際写真が撮られたのは東京ディズニーランドの美女と野獣エリアのゴミ箱です。夢の国での衝撃的な写真にこの投稿には6万近くの反応2000件以上のコメントがあり話題を呼んでいます。

ネットユーザーの反応

実際の写真を見てあなたはどう思いましたか?
実際この投稿へ寄せられたコメントを以下に一部抜粋します。

嘘でしょ。見た事ないよ。なんかショック。 ただ、この前行った時、昔の方が良かったなって思う事がちょっとありました。時代の流れだからしょうがないのかな。いや、ゴミ一つ落ちてないディズニーがこれは残念です。 夢の世界がぁ(泣く絵文字)

X(旧:Twitter)より

これは酷い。。。 この上に置く人ってどんな感情?? 教えて主さん。 キャストの方に声かけたらいいのに。

X(旧:Twitter)より

これは悲しい。。値上げは仕方なく受け入れてるけど、ディズニーは夢の国であり続けるための努力を怠らないでほしいですね…。今まではゴミ箱も全部キレイに管理されてたし、清掃キャストの方々が楽しそうにお仕事されてるのを見てプロ意識が凄くて素敵だなと思ってたけど。早急に改善されますように。

X(旧:Twitter)より

など、この光景に悲しむ多くのコメントがあります。やはり、夢の国という唯一無二の世界観からこのような意見が多く上がっています。
しかし、中にはオリエンタルランドへのコメントだけでなくこの状況でさらに置いていく人への厳しいコメントやディズニーへの思いが強いあまりこの様な悪い部分を晒すなといったコメント、さらにそのコメントに対してのコメントなど様々な意見が上がっています。

ディズニーのゴミへのこだわり

ゴミへのこだわりはウォルト・ディズニーの思い

公式ファンクラブD23ではこのようにあります。

“When I started on Disneyland, my wife used to say, ‘But why do you want to build an amusement park? They’re so dirty.’ I told her that was just the point—mine wouldn’t be.”

-Walt Disney

公式ファンクラブD23

日本語訳すると、”「私がディズニーランドを始めたとき、妻はよくこう言っていました。『でも、なぜ遊園地を作りたいの?とても汚いよ』と私は彼女に言いました。『それが重要なことなのだよ。私の場合はそうならないから』」“となります。
ウォルト・ディズニーのゴミへのこだわりが感じられるエピソードですね。

ゴミ箱は30フィート(約9m)に1つ

そんなウォルト・ディズニーですが、パーク内のゴミ箱の配置も自ら考えたと言われています。ウォルト・ディズニーが”食べながら歩く人がどのくらいの距離で食べ終わるのか”を調べたところ、多くの人が30歩(約30フィート)ほどで食べ終わっていたことがわかり、また自身も実践してみてほぼ30歩だったことから、基本30フィート以内ににゴミ箱が配置されるようになったそうです。

ゴミ箱の数は1200個

前述したとおりかなりの間隔で置かれているゴミ箱ですがあの広大なパーク内に何個あるのでしょうか? 答えはランドに約700個、シーに約500で両パーク合計で約1200個ものゴミ箱が存在します。ゴミを回収するだけでも一苦労ですね。

清掃員?いいえカストーディアルキャストです!

ディズニーでは掃除をするスタッフを清掃員とは言わず”カストーディアルキャスト“と呼びます。これは、”維持する人“という意味で、よごれたものを掃除をするのではなく綺麗を維持するという思いが込められています。このような細かいこだわりもあの世界観を作る一つの要因だと言えるでしょう。

ディズニーにゴミはない!?

正しくはゴミがないわけではありませんが、ディズニースタッフは”ゴミ”というワードを使いません。いわゆるゴミ箱もパーク内では”トラッシュカン“と言われます。トラッシュカンは英語で日本語訳するとゴミ箱や不要な物入といったようになってしまいますが、あくまで日本語での”ゴミ”というワードを言わないようにしているようです。キャストの方からゲストへ声掛けも”お手持ちに不要なものはありませんか?”などと言ったようにゴミというワードは使われません。

エリアごとに違うトラッシュカン

そんなトラッシュカンですがエリアごとに世界観にマッチするようにデザインされています。ディズニーの中に明らかなゴミ箱があると嫌ですもんね。しかも、前述したとおり基本9m以内という決まりもあるのでかなりの数あるため世界観に溶け込むように作られており、グッズにもなるほどです。ただ、あまりにも溶け込みすぎで筆者の場合ゴミ箱を探すのに少し迷ったことがあります。

今回の騒動の真相

このように、並々ならぬ思いと努力によりその世界観が作られているディズニーランドですがなぜこのような事態になったのでしょうか?考えられる要因をまとめてみました。

年間で一番の混雑期

人気アトラクションは1時間以上場合によっては3時間以上も当たり前のディズニーランドですが、その中でも3月は春休みや卒業旅行シーズンとなり年間で最も混雑すると言われています。なので、通常より多くゲストが来場しておりその分ゴミも多く出ていたと考えられます。

人気アトラクション美女と野獣

この写真投稿がされたゴミ箱があったのが、人気アトラクション美女と野獣のアトラクション待ちの列の途中です。そのため、多くの並ぶのがわかっておりゲストはあらかじめフードなどを持ち並び途中にあるこのトラッシュカンに捨てざるおえなかった考えられます。また、この投稿がされたのが3月13日の11時37分となっており少なくとも投稿者はこの時間より前に並んでいたと思われ、その日の待ち時間は180分前後となっており大変混雑していたことがわかります。

カストーディアルキャストの減少?

ゲストやファンの多くから噂されているのがカストーディアルキャストの人数が減ったというものです。公式での発表はないので真意はわかりませんが、以前はカストーディアル部という部門があったのですが組織編成によりパークサービス運営部カストーディアルグループとパークサービス運営部の一部に入る形となりました。また、多くのゲストが感じているのでもしかしたら人員削減が行われているのかもしれません。いずれにしても、この様なうわさがある中で今回の一件があったのは大変悲しい事態です。

まとめ

いかがでしたか。
今回は夢の国であるディズニーランドでの一枚の写真からディズニーのゴミについてみてみました。
今回の件で、オリエンタルランド側がどのような対応を対策をするかはまだわかりませんが、ゲストファーストで素晴らしい対応・対策をしてくれること期待しています。

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