【広島】2024年12週目(6/16)までの中継ぎ酷使度(RAP)チェック 島内は投げすぎか 

今回は、広島東洋カープの6月16日時点での中継ぎ投手の酷使度チェックを行った結果を紹介したいと思います。

なお、今回は酷使度にフォーカスしたため防御率などの結果の指標は求めていないのでご了承ください。

PAPについてはこちらの記事で解説しています。

この記事でわかること
  • 2024年12週目(6/16)までの中継ぎ投手の酷使度状況
  • 各先投手の球数やイニング数
目次

第12週目 週間登板状況

週間登板状況

今週は栗林選手がRAP 62ptの一番多く、そのほかの選手50pt以下でした。

先発と中継ぎ登板比率

今週は、守備機会が54イニングありました。

そのうち、先発投手が41回、中継ぎ投手が13回投げており、先発投手が多くのイニングを投げ比較的ブルペンに負担の少ない一週間でした。

選手別登板割合

今週、一軍登録選手でリリーフで登板がなかった選手はいませんでした。

比較的まんべんなく投げてますが、やはり栗林選手、島内選手に偏りがちです。

選手の入れ替え

【登録】
遠藤選手

【抹消】
森下選手  

登板間隔が空くため先発と中継ぎを入れ替え

登板状況

12週目61試合消化時点での登板数は、

1位 島内選手 (31登板)
2位 栗林選手 (29登板)
3位 塹江選手 (24登板)
4位 矢崎選手 (20登板)
   森浦選手 (20登板)

現在、61試合を消化しているカープですが、島内選手が試合数の半数を超えています

栗林選手もほぼ半数です。

次いで、塹江選手、矢崎選手,、森浦選手が3試合に1回くらいのペースで登板しています。

投球回数

投球回数で見ると

1位 島内選手 (29回 1/3)
2位 栗林選手 (27回 1/3)
3位 塹江選手 (19回 2/3)
4位 森浦選手 (18回 2/3)
5位 矢崎選手 (18回 1/3)

投球イニング数で見てみると、ほぼ登板数と変わらない順位となっています。

投球数

投球数を見てみると

1位 島内選手 (487球)
2位 栗林選手 (416球)
3位 塹江選手 (351球)
4位 森浦選手 (314球)
5位 矢崎選手 (291球)

となり、投球イニングと相関していますが島内選手が1人投球数が抜けています

また、カープは61試合消化しているので、シーズンの4割ほどの試合を終了している計算になります。

現在400球を超えている選手は、このままのペースでいくと単純計算で1000球を超えてくるため連投がなくともRAP1000ptを超える計算になります。

現在400球を超えているのは栗林選手島内選手の2選手となります。

ついで塹江選手が351球となっています。

1イニングあたりの平均投球数

1イニングあたりの平均投球数は、今2軍調整中の4選手と先週抹消された中崎選手の計5選手を除いて見てみると

塹江選手  (17.85球)
森浦選手  (17.44球)
遠藤選手  (17.00球)
—–平均17球—–
島内選手  (16.60球)
河野選手  (16.63球)
黒原選手  (16.29球)
—–平均16球—–
矢崎選手  (15.88球)
栗林選手  (15.22球)
—–平均15球—–
ハーン選手 (14.33球)

となり、塹江選手が一番多く1イニング平均17.85球となっています。

塹江選手が1人右肩上がりで平均球数が増えているのが気になります

また、ハーン選手は1イニング平均14.33球と非常に少なくなっています

少し、疲れ気味のブルペン陣の救世主となってほしいところです。

連投数

2連投

※3連投した場合、3連投途中の2連投の回数はカウントしていませんが、球数がRAPの計算上カウントしています。

今週2連投したのは栗林選手、島内選手、ハーン選手の3選手がそれぞれ1回ずつとなっています。

7回 島内選手
4回 塹江選手
   栗林選手
3回 森浦選手
2回 益田選手
   矢崎選手
1回 中崎選手
   黒原選手
   ハーン選手

3連投

今週3連投した投手はいませんでした。

RAP

酷使度を表すRAPを見てみると島内選手栗林選手500pt越えとなっています。

8回、9回を任されている2選手に登板が集中している傾向にあります。
特に、今年のカープは得点力不足と言われており、接戦が多く勝ちパターンの登板が多くなっています。

また、森浦選手塹江選手400pt越えとなっています。

RAP 1シーズン換算

1シーズン換算のRAPで見てみると、7週目終了時点で注意領域である1000ptを超えた選手が選手が3人います。

島内選手 (1,367pt)
今シーズンは常に1500p付近で推移していましたが、7週目から右肩下がりで1400ptを切ってきました。
依然高水準ではありますが、ハーン選手が出てきたことでより下がってくるといいでしょう。

栗林選手 (1,292pt)
栗林選手は、1300ptほどで推移しています。
もう少し下がってくれると安心ですが、守護神と言うポジション上、登板回避できない場合も多いので難しいところもあるでしょう。

塹江選手 (1,020pt)
塹江選手も1000 ~ 1200の間で注意が必要な選手です。
ここ数週はやや改善傾向です。

まとめ

・カープの中継ぎで12週目終了時点で1シーズン換算のRAPが注意の目安となる1000ptを超えているのは島内選手、栗林選手、塹江選手の3選手である。
・ここ1,2週は先発投手が多く投げており比較的ブルペンの負担が減っています。

いかがでしたか。

今回は広島東洋カープの2024年12週目終了時点での中継ぎ酷使度チェックを行ったので紹介しました。

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