【広島】2024年7週目(5/12)までの先発酷使度(PAP)チェック 床田選手のPAPが倍増!

今回は、2024年7週目(5月12日)終了時点での広島東洋カープの先発の酷使度チェックを行った結果を紹介したいと思います。

なお、今回は酷使度にフォーカスしたため防御率などの結果の指標は求めていないのでご了承ください。

PAPについてはこちらの記事で解説しています。

この記事でわかること
  • 2024年7週目(5/12)までの先発の酷使度状況
  • 各先発陣の球数やイニング数
目次

登板状況

今週は元々5試合の日程であり、そのうち1試合が試合前に雨天中止となったため計4試合が行われました。

4試合だったため、森下選手は休養、ハッチ選手は日曜の先発予定でしたが中止となりその日に登録抹消となっています。

今週のデータまとめ

先発陣がいづれも6 ~ 7回投げ100球前後ですが、床田選手だけ125球と一人多く投げています。

また、1イニングにかかる球数も17.05球と多めになっています。

PAP

PAPについては床田選手が1人抜けています。

しかも、今週は125球投げたのでPAPも15,625pt加算され合計PAPも倍増しています。

大瀬良選手は106球だったため、216pt加算の微増となっています。

PAP 23試合換算

1シーズン143試合を単純にローテーションの6で割ると23.8333となり、1年間ローテーションを守ると23 ~ 24先発あると仮定し、現在のPAPを23試合換算した値になります。

床田選手は、故障リスクの危険水域10万を超えてしまいました

そのほかの選手は、全く問題のないレベルでの推移となっています。

火曜日先発、左のエースと長いイニング投げてほしい立ち位置ではありますが、長いシーズンを考えると少し休養が必要かもしれません。

先発数

今週4試合で森下選手が休養だったため、今シーズン初先発から毎週投げているのは九里選手床田選手の2人となりました。

この2人に次いで、アドゥワ選手と大瀬良選手が5試合と多く先発しています

先発の柱4人がローテーションを守っているのは大きいですね。

イニング数

イニング数の順位は下記のようになります。

1位 九里選手   (7先発) 46回と2/3
2位 床田選手   (6先発) 42回と1/3
3位 大瀬良選手  (5先発) 29回と1/3
4位 アドゥワ選手 (5先発) 26回と2/3
5位 森下選手   (4先発) 26回と1/3

1先発少ない床田選手が九里選手に追いつきそうな勢いです。

1先発あたりの平均イニング

1先発あたりの平均イニングを見てみると、床田選手が平均7回以上をキープしており非常に優秀です

7週時点で平均6回以上だったのが、九里選手の6.67回、森下選手の6.58回となります。

平均5回以上だったのが、大瀬良選手の5.87回、アドゥワ選手の5.33回となります。

大瀬良選手、アドゥワ選手が平均6回まで上げてくると非常に見栄えが良くなります。

球数

今シーズン投じた総球数を見てみると、

1位 床田選手   (6先発) 678球
2位 九里選手   (7先発) 666球
3位 大瀬良選手  (5先発) 469球
4位 森下選手   (4先発) 374球
5位 アドゥワ選手 (5先発) 334球

7週目にして、1先発少ない床田選手が九里選手の球数を越えました。

イニング数も4イニングほど九里選手の方が投げているので投げすぎている印象です。

1先発あたりの平均球数

1試合当たりの平均球数を見ると床田選手が4週目以外、常に110を超えています

逆に平均5回以上を投げているにもかかわらずアドゥワ選手は67球と驚異的な少なさです

あくまで毎回同じ球数だった場合のPAPの目安の表ですが、117球を超えると23試合換算で10万を超える計算になります

ただ、実際は球数も変動するので一試合でPAPがかなり高くなることもあるので一概には言えません。

1イニングあたりの平均球数

1イニング当りの平均球数を見ると、床田選手と大瀬良選手が約16球、九里選手と森下選手が約14球、アドゥワ選手が約12球となります。

【7回までの投球数】
平均12球 →84球
平均14球 →98球
平均16球 →112球

【1out当たりの投球数】
平均12球 →4.0球
平均14球 →4.7球
平均16球 →5.3球

【100球までに投げられる投球回】
平均12球 →8回 1/3 (25.00out)
平均14球 →7回 (21.27out)
平均16球 →6回 2/3 (18.86out)

一見微々たる差に見えますがイニング当りの平均球数が変わるとここまでの差が出ます。

7週目終了時点での各指標まとめ

まとめ

・2024年6週目終了時点でカープのチーム内でPAPが一番高いのは床田選手で28,738で1人抜けている
1シーズン換算すると11万程度であり、故障リスク水域を今週超えてきた
床田選手に偏るのは投手の能力としての側面意外に週頭に登板することが多く、中継ぎの負担軽減のためにも自然とイニングが多くなっている側面があると思われる。また、1イニングにかかる球数も16球と平均からやや多めのことも要因としてあげられる
・アドゥワ選手はイニング平均約12球と非常に球数が少なく、省エネで投球できている

今回は2024年7週目終了時点のカープ先発陣の疲労度チェックを行い紹介しました。

今後も定期的に行っていきます。

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