横浜DeNAのアンドレ・ジャクソン投手の持ち球やメジャー成績など紹介

2024年4月2日に京セラドームで行われる阪神対横浜DeNAで横浜の新助っ人ジャクソン投手が公式戦初先発することが明らかになった。

今回は、ジャクソン投手について深堀していきたいと思います。

この記事でわかること

・ジャクソン投手の選手像
・年俸や経歴
・コントロールや持ち球

目次

プロフィール

https://denasp.baystars.co.jp/news/2024/01/0128_10.php より

・名前   :アンドレ・テレル・ジャクソン(Andre Terrell Jackson)
・生年月日 :1996年5月1日
・出身地  :アメリカ合衆国アリゾナ州
・身長・体重:190.5cm・95.3kg
・ポジション:投手(右投右打)
・背番号  :42

経歴

高校時代
シエネガ高等学校
  • 2014年 MLBドラフト32巡目(全体966位)でテキサス・レンジャーズから指名されたが契約せずに大学へ進学
大学時代
ユタ大学
  • 投手と外野手を兼任
  • 2016年 トミー・ジョン手術を受ける
2017-2023年
ロサンゼルス・ドジャース時代
  • 2017年 MLBドラフト12巡目(全体370位)でロサンゼルス・ドジャースから指名されプロ入り
  • 2021年 ピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビュー
2023年
ピッツバーグ・パイレーツ時代
  • 2023年 金銭トレードへピッツバーグ・パイレーツへ移籍
2024年
横浜DeNAzベイスターズ時代
  • 2024年 横浜DeNAベイスターズと契約

年俸

ジャクソン投手の契約は、単年契約で年俸100万ドル(約1億4600万円となっています。

球速と球種

球速

ストレートの最高球速は2023年に記録した97.4マイル(156.7キロ)です。

また、平均球速は94.5マイル(152.1キロ)です。

先発で平均球速が150キロオーバーはNPBでは少ないのでそれだけで武器になると思われます。

球種

ジャクソン投手の持ち球は、チェンジアップ・・カーブ・スライダーカットボールです。

決め球になるのがチェンジアップになります。威力あるストレートとの緩急差で2023年に全57奪三振のうち約半分の26個をこのチェンジアップでとりました。

しかし、三振が取れる一方でこのチェンジアップは被打率.273、被本塁打7本とやや打ち込まれています。

コントロールがアバウトで甘いところにくると痛打される傾向があります。

奪三振能力

メジャー通算で82.2イニング投げ奪三振は合計76となっており、K/9(1試合換算で何個三振が取れるか)は8.32となっており1イニングあたり1個弱三振が取れる計算となり、奪三振能力は比較的高いと言えます

マイナー通算では、392イニング投げて440個の奪三振があり、K/9:10.10とイニング以上の三振が奪えています

コントロール

メジャー通算で与四球が32個なのでBB/9(1試合換算で四死球を何個出すか)は3.50となっています。

BB/9の平均は3.00前後と言われるので平均よりやや悪い印象です。

また、マイナーでは392イニング投げ216四球でありBB/9は4.95となりかなり悪いです。

K/BB

また、K/BB(奪三振と与四球のバランスを示す)は2.38と決して高くありません

オープン戦成績

オープン戦での登板がに登板あり、成績は以下の通りとなります。

2試合(1先発)、6イニング、無失点、被安打3、与四球1、5奪三振、K/9:7.50、K/BB:5.00、WIPS:0.67

と、先発、リリーフ一回ずつ行いほぼ完璧の投球です。

また、オープン戦で自己最速の157キロもマークしています。

まとめ

・最高球速はオープン戦での157キロであり平均球速も150キロを超える
・決め球はチェンジアップで三振が取れる反面、コントロール次第で痛打されている
・奪三振能力は高いが、制球面に不安あり

いかがでしたか。

ジャクソン投手の日本での活躍のカギは、制球面と日本野球への適応となってきそうです。

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