今回は2024年から巨人に加入し、大型左腕のバルドナード選手を紹介します。
- バルドナード選手の持ち球
- 選手としての特徴
- 攻略のポイント
プロフィール
https://www.chunichi.co.jp/article/721027 より
名前 :アルベルト・ルイス・バルドナード(Alberto Louis Baldonado)
生年月日 :1993年2月1日
出身地 :パナマ
投打 :左投左打
身長・体重:196kg・122kg
背番号 :49
球種・持ち球
バルドナード選手の球種は3種類と少なめです。
ストレートは、平均球速151.0km/sと150kmを超え、MLBでは平均的ですがNPBではトップレベルです。また、ストレートが6割と投球の軸となります。
スライダーは、130km前後とやや遅めのスライダーで縦方向の変化が大きいです。
チェンジアップは、右打者に使うことが多いです。
過去の成績(MLB・3A)
高い奪三振能力
奪三振率は10ほどで高い奪三振能力があると言えます。
コントロールの制度はよくない
四死球率が5 ~ 6と、2インニングで1個以上の四死球がある計算になります。
また、WHIPも1.3 ~ 1.6 ほどあり、比較的ランナーを出しやすいと思われます。
フライが多い
被打球角度は、ポップフライ 17%、フライ 33%とMLB平均を大きく上回ります。
半分がポップフライかフライとなっております。
そのため、ゴロは27%とかなり少なくなっています。
ストライク先行だと被打率が低い
初球を含め0ボールだと被打率は.000(8-0)となっています。
1ボールだと.200(10-2)
2ボールだと.385(13-5)
3ボールだと.300(10-3)
となっており、ストライク先行だと打ち取る確率が上がります。
左右の対戦成績
右打者はそこそこ抑えれているが奪三振が少なめ
右打者に対しては、被打率.211、被OPS.687と比較的抑えています。
しかし、抑えている反面、三振率は18%とやや少ない傾向となっています。
対左打者に弱いが奪三振率は高め
左打者に対しては、被打率.273、被OPS.953とかなり打たれています。
被本塁打率も7.4%と高めです。
しかし、三振率は30%とかなり高くなっています。
左右いずれにも四死球が多い
四死球率は全体で、16%、対右打者で14%、対左打者で19%と左打者に対して多いですが全体的に多いです。
得点圏での成績
圧倒的にピンチに強い
得点圏での被打率は.133、被OPSは.411とピンチにかなり強いです。
ランナーは出すがピンチを抑えるタイプと言えます。
特徴まとめ
特徴
- 196cm/122kgと恵体
- ストレートの平均速度は150km/sを超えNPBの左腕ではトップクラス
- スライダーはやや遅めで縦の変化量が大きい
- ピンチにかなり強い
- 奪三振能力は高い
- フライボーラー
弱点・攻略のカギ
- 左打者に弱い
- コントロールの制度がよくなく四死球率が高いため比較的ランナーはたまりやすい
- 変化球のストライク率が低いためストレートを狙われやすい
- ボール先行だと被打率があがる
左打者+投手有利のカウントに持って行かせず四球や甘く入ってきたストレートを狙うのがポイントになる
今回はバルドナード選手の特徴とそこから見える攻略へのカギを紹介しました。
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